「腰の調子がどうもよくない」「座りっぱなしや立ちっぱなしだと腰に来る」このように腰の悩みを抱えていませんか。実は日本人にとって、腰痛は国民病といわれています。日本の腰痛人口は2,800万とか3,000万人とか言われているほどです。とくに多いのが40～60代の中高年層で、2人に1人が腰痛持ちといわれています。腰痛対策として、マッサージ機を使ってこわばった筋肉をほぐすのもおすすめです。この記事では、腰痛ケアとして自宅でマッサージ機を活用する際の選び方などについて解説します。
1.腰痛に使えるマッサージ機とは？
マッサージ機といっても、いろいろな部位に使用できるものが販売されています。もし、腰のケアをメインでマッサージ機を使用したければ、以下で紹介する種類のうちからいずれかを購入するといいでしょう。
1-1.シートタイプ
椅子に取り付けて使用できるマッサージ機が販売されています。椅子に座っているだけで腰をほぐしてくれるので、リラックスした姿勢でマッサージできるのが魅力です。ただしシートタイプの場合、自宅の椅子のサイズに合わせて探さないといけません。もし座面が小さい椅子に対して、背面が分厚いシートタイプの機種を取り付けてしまうと浅い姿勢で座ることになってしまいます。すると長時間マッサージするのは無理な態勢になるので、難しいかもしれません。
1-2.クッションタイプ
普段自宅にいるときにソファに座って過ごす方であれば、クッションタイプのものがおすすめです。クッションの内部に機械が取り付けられていて、振動などでほぐしていく形になります。クッションタイプの場合、サイズを気にする必要はありません。また小物アイテムとしても活用できます。自宅のソファの色に合わせるのもいいでしょうし、逆に別の色にしてアクセントをつけるのもいいでしょう。自分で使用するのはもちろんのこと、親しい人にプレゼントとして挙げるのもおすすめです。
1-3.フィットタイプ
腰にぴったりフィットさせて、マッサージするモデルを指します。腰に巻き付ける、もしくは包み込むようなデザインをしています。このタイプはある程度形状を自由に変えられる設計です。たとえば、首に巻き付けることも可能なので、肩こり対策としても活用できます。
1-4.ハンディタイプ
手に持って、マッサージしたいところに当てるタイプです。腰なら手を後ろに回してマッサージできるでしょう。全体的に腰がだるいというよりも、腰の特定の部分が痛い・だるいときにはおすすめです。ピンポイントで患部を集中的にケアできます。ハンディタイプなら肩こりなど、ほかの部位のケアも同時に行えます。複数個所に不具合の発生している人におすすめです。
2.腰痛用のマッサージ機を選ぶポイントは？
もし腰痛対策としてマッサージ機を購入する際には、上で紹介したどんな種類がいいかで絞り込むといいでしょう。そのうえで以下のポイントをみながら、どれが自分にとってベストか考えましょう。
2-1.もみ玉の数
腰痛用のマッサージ機はもみ玉が機械で動くことで、筋肉をほぐしていきます。このもみ玉がいくつあるのか、どんなレイアウトになっているかをチェックしましょう。基本的にもみ玉の多い機種はしっかり強くもみ込んでくれます。一方もみ玉の少ない機種の場合、やさしくほぐすものが多くなります。
2-2.機能で比較
マッサージ機によっては、いろいろな機能がプラスアルファで取り付けられているものもあります。自分の用途に合わせて必要な機能はどれか考えておくといいでしょう。たとえば、オートタイマー機能です。一定時間経過すると自動的にオフになる機能です。マッサージをしていると気持ちよくなって、うたた寝してしまう人もいるかもしれません。眠っていても自動的にオフになります。マッサージ機は角に使用すると、逆効果になってしまうこともあるので使いすぎを防ぐにはおすすめです。またヒーター機能のついているものもあります。患部を温めながらほぐせます。血流もよくなって、腰のコリなども解消できるかもしれません。
2-3.コードの有無
マッサージ機の中にはコードのあるものとコードレスタイプのものがあります。コードで動くモデルは電池の残量を気にすることはありませんが、利用できる範囲は限定されます。一方コードレスの場合、外出先に持参して使用できるでしょう。ただしバッテリーで動くので、長時間使用すると電池切れになる恐れがあります。どちらも一長一短ありますが、自宅で使用するならコード付き、外出先でも使用したければコードレスタイプのものがおすすめです。
3.まとめ
腰痛持ちだと、体を動かしたり荷物を持ち上げたりするのが億劫になるでしょう。マッサージ機で筋肉をほぐせば、症状が改善する可能性も十分期待が持てます。
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